
今年も花粉症の人にとってつらい時期がやってきました!
今回は花粉症の症状の一つである、アレルギー性鼻炎についてお話しますね。
アレルギー性鼻炎の原因で代表的なもはがハウスダスト(ダニ)や草花の花粉(スギ)です。子どもでは、クラスの2~3人に一人はいると言われるほど多い病気です。
当院では、症状等のお話を聞き、採血をしてアレルギー源の確認をします。
アレルギーだとわかったら…
①アレルゲンをよける:マスクやゴーグルなどを着用し、家に入る前に、服についた花粉等を取る。掃除や洗濯をこまめにして、ハウスダストが増えないように気を付ける
②症状を抑える:お薬を使用する
③外科手術:鼻の手術をして、鼻の通りをよくする
④舌下免疫療法:舌の下に、原因物質のスギやハウスダストのエキスを垂らして体の中にしみこませることで免疫をつけていく方法。治療は3年間程度続きますが、子どもでも受けることできます。治療開始時期としての理想は、スギは花粉症のオフシーズンである6月から12月、ダニは一年を通して行うことができます。。
鼻をよく触っていたり、鼻の下をよく伸ばしている子は、アレルギー性鼻炎の可能性があるので、気になる方は受診をおすすめします。