風邪(かぜ)は、呼吸をする際にのどや鼻から空気中のウイルスが入り、上気道に炎症が起きるもので、正式名称を「風邪症候群」「感冒」「急性上気道炎」などとよびます。
主な症状として、のどの痛みや鼻水、咳、発熱、関節痛などがみられます。
“ウイルス感染”が原因の約9割を占め、残りは“細菌感染”です。かぜを引き起こすウイルスは200種類以上といわれてます。
かぜを引くと身体がウイルスをやっつけようと防御反応を起こし発熱します。
かぜの多くは1週間程度で自然に治ります。
熱があると体力を消耗してしまうので、十分な栄養と睡眠をとり、薬を飲んで治療します。長引く場合や、鼻水がにおう、咳がずっと止まらないなど、かぜとはちょっと違う症状が見られた場合は、別の感染症にかかっている可能性もあるため、医療機関で診察を受けましょう。