赤ちゃんは免疫力がまだ弱く、鼻の粘膜も敏感です。そのため、ちょっとした気温の変化や、弱いウィルスにも反応して鼻水を出すことがあります。一時的なら気にするほどではないですが、鼻で呼吸できないとおっぱいやミルクがうまく飲めず、寝る時も息苦しそうなので困りもの。
気温差などで鼻水が出る場合、サラサラして無色透明ですが、ウィルスに感染した鼻水は、黄色や緑っぽい色をしていて粘度が高くドロっとして鼻づまりを起こしやすいです。鼻水を放っておくと中耳炎や副鼻腔炎になってしまうことがあるので、鼻吸い器を利用してこまめにとってあげましょう。お風呂上りなど鼻の粘り気が弱い時は、楽に吸うことができます。また、寝ている時に鼻づまりや咳で苦しそうな場合は、タオルなどを頭から背中に敷き、背もたれにして少し上体を起こすと呼吸がしやすくなります。また、部屋の加湿も忘れずにしましょう。
鼻水が何日も続いたり、鼻吸いがおうちで難しい時は病院を受診してください。(当院では鼻吸いだけも行っております。)
冬は鼻水が多く出る時期です。鼻水のケアをきちんとおこなって赤ちゃんが元気いっぱい遊べるようにしましょう♪