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梅雨の季節は喘息の症状に注意

梅雨の季節は喘息の症状に注意

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梅雨時になると、喘息症状のお子さんの受診が増えてきます。この時期は高温多湿の日が多くなる為、アレルゲンとなるカビやダニが発生しやすい環境となります。また、気圧が不安定だったり寒暖差が大きかったりと、風邪をひきやすい季節でもある為、これらをきっかけに喘息の発作が起きやすくなってしまいます。

もともと喘息の診断を受けている子以外にも、2歳くらいまでの乳幼児はもともと気道が狭く、風邪などをきっかけにゼーゼーしやすいという特徴があります。ゼーゼーという音が聞こえなくても咳が続く、肩を上下させたり胸をペコペコさせて呼吸をしている、横になると呼吸が苦しいため、寝かせようとしても抱っこをせがみ機嫌が悪い等の症状があるときは、喘息のような発作が起きている可能性があります。子どもは症状の進行が速いので早めに受診しましょう。

カビやダニは湿度60%以上で増殖してしまいます。普段から室内の湿度に注意して、空気の入れ替えや除湿器による除湿が重要です。風邪をひかないような体力づくりと、湿度コントロールで喘息発作のない生活を送りたいですね。