風しんの感染拡大が懸念され、ニュースになっていますね。
現在、風しんは、1歳になるとワクチン接種の機会があるので、子どもは罹りにくく、成人での感染が増加しているのが最近の特徴です。
2013 年の感染者数14,344人の後、2014 年319人、2015年163人、2016年126 人、2017年93人と 減少してきていましたが、2018年は2,917 人が報告され、今年は3月末の時点でもう1000人を越えているそうです。風しんは、発疹が出る前に、発熱や倦怠感等の風邪に似た症状があり、自分では風邪だと思って無理して仕事や遊びなどに外出すると、感染がどんどん広がってしまいます。もしも妊婦さんが感染してしまうと、胎児に悪影響(先天性風しん症候群)を与えてしまうので注意が必要です。そのため、中央区では、妊婦さんやそのご家族に無料で風しんの抗体検査や予防接種をする制度があります。また、今年の4月からは国が、予防接種をしていない世代の男性(昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれ)にワクチン接種を定期接種化(無料)にするなどして風しん対策を開始しました。
制度を活用して感染症を予防しましょう!
※なお、ご希望の方はクーポンシールを貼らずにご持参・ご提出をお願いいたします。