2025年4月より中央区在住の小6~高1男性へのヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン任意接種に対する費用の全額を助成する事業が始まりましたが、2025年9月より、シルガード9でも接種が可能となりました。
※シルガード9とガーダシルでは予約方法が異なりますので、ご注意ください。
●シルガード9
【ご予約方法】Web予約(小児科でご予約ください)
【持ち物】
・中央区発行の予診票
・母子手帳(お忘れの場合は接種できません)
・マイナンバーカードまたはご本人確認ができる書類
助成対象ワクチン | 9価(シルガード9) |
助成対象回数 | 2回または3回 注記:1回目の接種を15歳の誕生日の前日までに接種した場合のみ、2回で接種完了が可能です。 |
助成対象者 | 小学校6年生~高校1年生相当の中央区民の男性 |
助成対象期間 | 小学校6年生の年度の4月1日から高校1年生相当の年度の3月31日まで |
●ガーダシル
【ガーダシル予約方法】電話予約(ワクチンの取り寄せが必要となるため接種希望日1週間前までにご予約ください)。
【持ち物】
・中央区発行の予診票
・母子手帳(お忘れの場合は接種できません)
・マイナンバーカードまたはご本人確認ができる書類
助成対象ワクチン | 4価(ガーダシル) |
助成対象回数 | 最大3回 |
助成対象者 | 小学校6年生~高校1年生相当の中央区民の男性 |
助成対象期間 | 小学校6年生の年度の4月1日から高校1年生相当の年度の3月31日まで |
予診票は保健所や保健センター窓口で申請・発行となります(郵送申請・電子申請も対応、詳細は以下中央区公式サイトをご確認ください)。
中央区ホームページ/男性へのヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン任意予防接種費用助成
<HPVワクチンでできること>
子宮頸がんの原因の50~70%を占めるといわれているHPVの16型・18型に加え、4価のHPVワクチンでは尖圭コンジローマや肛門がんの原因となる6型・11型に対応しこれらの予防効果が認められています。
オーストラリアでは約80%、アメリカでは約55%の男性がHPVワクチンを接種しており、イギリス・カナダを含む59か国においては男性も公費接種の対象となっています(女性に対しては約170の国と地域で公費接種が行われています)。
HPVワクチン(子宮頸がんなどの予防ワクチン)- Know VPD!
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンこどもとおとなのワクチンサイト
<ヒトパピローマウイルスとは>
ヒトパピローマウイルス(HPV)とは主に性行為により性別を問わず感染がおこるウイルスで、遺伝子型は200種以上あります。感染してもそのほとんどは自然に治りますが、その一部は女性の子宮頸がんだけではなく、中咽頭がんや肛門がん、男性の場合は陰茎がんの原因となることがわかっています。また性感染症である尖圭コンジローマの原因でもあります。
そのため女性だけではなく、男性も自らの健康を守るためにHPV感染を予防する必要があります。