禁煙外来
【薬の流通再開するまで禁煙外来は行っておりません。】
たばこには「ニコチン」という成分が含まれており、禁煙したいと思ってもなかなか成功しない理由のひとつとなっています。禁煙外来では、禁煙補助薬(主にチャンピックス)を使用して12週間での禁煙達成を目指します。たばこは様々な病気を引き起こす原因となります。ご本人,そしてご家族のためにも、医師と一緒に禁煙しませんか。
●️ニコチン依存症とは?
禁煙できないのは,たばこに含まれるニコチンに強い依存性があるためです.たばこを吸うとニコチンが脳内に到達し,快感を生む物質(ドパミン)がたくさん放出されます.喫煙を繰り返すうちに現れるイライラなどの禁断症状を避けるため,喫煙を止められなくなります。
【ニコチン依存症スクリーニングテスト質問票(TDS)】
下記の質問を読んであてはまる項目の数をお答えください(はい:1点,いいえ:0点)
- 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。
- 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。
- 禁煙や本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。
- 禁煙や本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。
(イライラ,神経質,落ちつかない,集中しにくい,ゆううつ,頭痛,眠気,胃のむかつき,脈が遅い,手のふるえ,食欲または体重増加) - 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。
- 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。
- タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
- タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
- 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。
- タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。
上記の質問表(TDS)で5点以上の方は、ニコチン依存症と診断されます。
●禁煙治療ってどんなもの?
- 当院では、禁煙治療で効果が高いとされるチャンピックス(バレニクリン)を主に使用しています。
- 初診のあと、2週後,4週後,8週後,12週後と計5回の診察を受け、禁煙を継続するためのアドバイスと処方を受けます。
- 健康保険等による禁煙治療の費用は、患者さんの負担額(3割負担とした場合)全体で2万円弱です。
- 加熱式たばこも禁煙治療の対象です。
もっと詳しく知りたい方は、下記タイトルをクリック下さい。
今年の健康診断はいかがでしたか?
オリンピック・パラリンピックの開催を前に、東京都では受動喫煙防止条例が成立、2020年4月に全面施行されます。
禁煙したい!たばこをやめたい!と思われた方、「いますぐ禁煙」しませんか。
クリニックまでお気軽にご相談ください。