小児科 皮膚科 耳鼻科 耳鼻咽喉科 勝どき アレルギー科 月島 休日診療 予防接種

東京都中央区晴海1−8−16 晴海トリトンスクエア3F

TEL: 決まり次第掲載します

●睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に繰り返し呼吸(息)がとまることで、日中の眠気や集中力低下を引き起こします。その他、居眠り運転により交通事故につながったり、高血圧・心臓病などとも強く関連しています。いびきや無呼吸を指摘された方は、一度検査を受けましょう。


●睡眠時無呼吸症候群の症状

  • 夜間のいびき(特に少し息が止まった後に大いびきをかく)
  • 無呼吸(呼吸がとまる)
  • 日中の眠気や集中力の低下
  • 起床時の頭痛
  • 夜間トイレに起きる

また、さまざまな生活習慣病との関連が指摘されています。


●検査

  • 簡易検査
  • 終夜睡眠ポリグラフィ(精密検査)

これらの検査で、睡眠中の脈拍や呼吸を調べます。いずれの検査も自宅で受けることが可能です。検査の結果、無呼吸低呼吸指数 (AHI;apnea hypopnea index)が5以上あれば、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

●治療

  • 経鼻的持続陽圧呼吸療法(Continuous Positive Airway Pressure:CPAP)
  • マウスピース
  • 外科的治療(手術)

軽傷の患者さんや、扁桃腺が大きい、鼻づまりにより口呼吸になっている患者さんでは、マウスピースや外科的治療(手術)を行います。 また、中等症以上の患者さんでは、CPAPが最も有効性の高い治療です。保険診療で治療を続けるには、毎月定期的に通院していただく必要があります。



無呼吸外来の診断・治療の流れ

[初診]

  1. 01

    問診票の記載

  2. 02

    診察

  3. 03

    自宅で無呼吸検査(簡易検査、あるいは終夜睡眠ポリグラフィ)


[再診]

  1. 01

    外来で検査結果の説明(機械返却から約2週間後)

  2. 02

    治療開始(CPAP処方、あるいはマウスピース作成依頼)


●CPAP開始後の通院頻度・治療費用

CPAPを導入した2週間後に一度再診していただきます。その後は、問題なければ1カ月毎の通院となります。


●このような方はご相談ください

  • いびきを指摘された
  • 睡眠中に息苦しくて目が覚める
  • 日中眠気が強い
  • 熟眠感がない
  • だるい

上記の、睡眠時無呼吸症候群を疑う症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

●睡眠時無呼吸症候群に合併しやすい

  • 高血圧
  • 脂質異常症(高脂血症)
  • 糖尿病
  • 心筋梗塞
  • 不整脈
  • 肥満

上記をお持ちの方も、一度、無呼吸の検査を受けられることをお勧めします。